韓国 小劇場

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「前置き」

私は直近で仲の良い友達と男2人で韓国旅行に行ってきた。

基本的にどこかに行く・何かをする際の予定立てや企画決めは全て私だ。


というのも不思議なことに、私の仲の良い友達と何かをするとなった際、私が基本的に全ての幹事役として立ち振る舞うことが多い。

私が「こうしたい」と思い提案するアイデアに「面白い!」と思って乗ってくれる友達をたくさん持てていることに感謝しているし、いざ道中で困ったことがあれば手助けをしてくれるので非常にありがたい。

今回の旅行では「誰とも被らない韓国旅行」とテーマを題して企画した。

多くの若者が韓国旅行に行く中で、SNSの影響も相まって行く場所が被っていることが多い。それはインスタグラムの投稿でも顕著に表れ、同じような景色・食べ物・買い物を見る事が多いからだ。



韓国旅行は他人と被る行動パターンが如実に表れる。

行きやすい国である事、KPOPの影響、向こうで日本語が通じる、SNSで韓国旅行のhow to を発信している人が多くいることなどが理由だろう。

「いつも他人と被らないことを意識している」私にとって、今回(人生2回目)の韓国旅行では「面白い企画を考えて実行することが最も大切だった」と言ってもいい。

私にしては珍しいのだが、他のメンバーの意見も吸い上げながらプランの企画を立ち上げてくれる素晴らしい男友達がおり、初めての韓国旅行ではその彼が韓国通だった事もあって、おんぶにだっこの状態だった。

なので初めての韓国旅行は何もしなくても彼に着いていくだけで楽しめる旅行だった。

その旅行も本当に最高の韓国旅行だったのだが、一方で私以外が長い買い物だったり休憩している時でないと、自分がやりたいオリジナリティあふれる企画を遂行出来なかったので、「絶対にもう一度旅行に来なければ!!!」と思っていたのだった。

今までどのようにして他人と被らない企画をしてきたか。


例として「初めての韓国旅行」では、
・私以外のメンバーがホテルで休憩している際に「カフェで隣に座っている女の子に話しかけて、髪型と美容室を決めて貰い、翻訳機を使わずに散髪をしてもらう」
「アプリを使い韓国に住んでいる人と出会って、地元民がよく行くローカルなお店を初めとした日本人だけでは行かないような所に連れて行ってもらう」
など色々敢行した過去がある。

過去の話を出すとそれこそ話が終わらない笑




2回目の韓国旅行となる今回も、前回のように美容室に行って散髪をしてもらったりはしたが、1つ違う点に「韓国のローカルな小劇場に行った」ことがある。

今回は「なぜ韓国のローカルな小劇場に行ったのか、その経緯」「実際行ってみてどうだったのか」を記載していく。

「本文」

・なぜ韓国のローカルな小劇場に行ったのか、その経緯


「誰とも被らない旅行」だとしても、調べる上で全くネットに情報が無いことをしても、リスクがあるのみでせっかくの旅行という時間を潰してしまうことに他ならない。

その為、「数少ない情報しか無いが具体的に行えそうな行動」を求めてネットリサーチをかけていたところ、「note」というSNSにおいてある記事を見つけた。

そこには私の求める「日本人が簡単に行かなそうな面白い観光スポット」を載せてくれており、それこそが「韓国における小劇場の存在」だったのだ。

今回Noteから旅行の情報を集めたのは初めてではあったが、非常に参考になった。

なぜ異国で言語が違うので理解するのが難しいにも関わらず、「劇」について詳しく記載している記事に着目したかというと、上記で記載した通り「非常にローカルな匂いがした」ことに加えて、「個人的に見た直近の劇に非常に感動した」ことが理由にある。

私は韓国旅行に行く直近で、父親から「劇を見に行かないか?」という唐突のお誘いを受けて「バラサオ」という劇を見に行っていた。

note(ノート)
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今までも宝塚や劇団四季を初めとした劇を見に行くことはあったものの、定期的に見に行くほどの劇好きで無かった私ではあるが、父親の誘いによって偶然行くこととなった今回の劇は非常にレベルが高く圧巻し非常に感動した劇だった。

この劇を直近で見ていたこともあって、「異国で行われる劇」というものにとても興味が湧いたのだった。

もし興味があれば私が詳しく記載した記事をぜひ見て欲しい。

「実際行ってみてどうだったのか」

今回のテーマである「韓国 小劇場」へ話を元に戻そう。

「韓国の小劇場」に関して、簡単に概要を説明すると


「大学路の最寄駅である恵化駅」というところに「数多くの小劇場」が用意されており、そこでは「韓国人が韓国語で行なうレベルの高い劇」を「当日券を購入して安く見る事ができる」というものだった。

実際に行ってみると分かるが、本当になんでもない路地というか大通りを外れた小道に多くの劇場が軒を連ねており、劇場がオープンする時間になると私と同年代の人々が数多く劇場の前で並んで待っている光景を見ることができる。

私達はnoteの記事に書いてあったとおり「大学路チケットセンター」へ。

行ってみるとカウンターに女性が二人いて談笑しており、私達は特段なにか干渉されるわけではなかった。

そこにある電光掲示板(全て韓国語)に劇の名前や開場時間が記載されていて、他にも各劇に関するポスターが置いてあり(全て韓国語)私達はそこから見る劇を選ぶ必要があった。

画像
掲示板。こんな感じで翻訳アプリを通さないと何を書いているか分からない。

一応私の中では「屋根部屋の猫」を見ようと心に決めていた。

というのも事前に見たnoteで「単純に面白そう」と思ったことと「全部韓国語だけどなんとなく理解できる・恋愛のベタなやつ」だという情報が入っていたことが決め手だった。


しかし、その劇は私達が行った午後5時前にはやっておらず、見たい場合午後8時まで待つ必要があったので諦めることに。

どうしても決まらなかったのでカウンターの女性に「韓国語が分からなくても楽しめるオススメの劇をどれか一つ教えてくれ」と頼んだのだが、彼女達から「全て良い劇です。私達からこれが良いと一つを推薦することはできない」と言われ、結局自分たちで選ぶことに。

詳しく各劇を見てみると、放映時間は全て決まっていて、上映回数も一日で2,3回だと言うことが分かった。
また、決められた時間に多くの劇場で一斉にスタートする事も知った。


私達が訪れた時間は午後5時から始まる劇の直前だったこともあって、もし見るならば即決が必要であり、無理な場合は数時間待って他の劇を見る必要があった。

私達は悩むこともままならないまま何かを選ぶ必要があり、結果的に選んだ劇は「キム・ジョンウク探し」

私達は「日本語の字幕がある」との記載があった事からそれをピックアップした。

後で知ったが、参考にしたnoteの記事の作者も見ていた劇であり、彼の記載していた事が全てその通り行なわれていた。(しっかり見とけよという話だが笑)

私達は残り5分で劇が始まるというところで劇を決定したこともありバタバタだった。


てっきり「大学路チケットセンター」でチケットを購入出来ると思っていたが、実際は放映が行なわれる小劇場まで行き、そのカウンターで購入しなければならない事を教えて貰い、猛ダッシュ。

「大学路チケットセンター」から走って3分ほどのところに私達が見る予定の劇場はあり(ラッキーだった笑)、カウンターでお金を払った。



当日券は2000Wであり、noteの記事に記載されている通りだった。



入る際に「字幕は何語を希望しますか?」と聞かれ、「日本語でお願いします」と伝えいざ中へ。

地下におりる階段は特段変わった様子もなく、下にはスタッフの女性(チケットもぎり担当)の人が一人いるのみ。

舞台に入ると全体の4割ぐらいが埋まっていて、私達はもちろん最後の客だった。

客層は予想していた通り若く、カップルで入場している人も多く散見された。



そして私達以外は全員韓国人(多分)だった。

そう思ったのは
「劇場で行なわれるアドリブへの返事を全員が出来ていたこと」
「左右にあるテレビに映し出される字幕がどちらも日本語だけだったこと」
の二点が理由だ。

(予想だが、入り口で聞かれた字幕は3種類ほど(日本語・中国語・あとなんか)あったので、おそらく他の人種が入っている場合には片方ずつ違う言語が記載されるのではないか)が理由だ。

劇は圧巻の面白さだった。

内容はミュージカル。

劇が進行する上で歌を歌うシーンも出てくるし、様々な小道具も使用しながら物語は進んでいく。

俳優は全部で3人、イケメン役・美女役・コメディー役と綺麗に役割分担がなされていた。

劇中で出てくる10~15役をこの三人が全て役割分担して行ないながら進めるのだが、コメディー役はあくまでどの役でもコメディー役で突き通すのが私としては面白かった。

あらすじは以下の通り。(ネット記事から引っ張ってきた)

愛以外なら何でも積極的な女性、そして少し不器用だけど自分の信念どおり誠実に生きていく男。
「運命的な愛を信じますか?」 インドの旅に出たヒロインは、心ときめく相手“キム・ジョンウク“に会う。 飛行機内での出会いとインド砂漠での再会まで…。 強烈な運命の導きを感じたヒロインはキム・ジョンウクとつかの間の恋に落ちるが、帰国後の彼らは行き違ってしまう。 9年後、初恋の相手“キム・ジョンウク”を忘れられないヒロインは、「初恋探し株式会社」を使って彼を捜し始める。
「果たして彼女は初恋の人“キム・ジョンウク”に会えるだろうか?」

本文に戻ろう。



舞台を邪魔しないように立てられた左右遠くにある字幕は見にくく、所々翻訳も間違えており、劇よりも早く字幕が出てしまうことで笑いのシーンを数秒早く見てしまうことになるというマイナスポイントがあったものの、それ以外は最高だった。

私は全然見ない韓国ドラマだが、同年代の男女がはまってしまう理由も理解できたし、母親がよく言う「韓国ドラマの恋愛はいやらしさがなくてすごく良い」という理由も理解する事ができた。



「表情・セリフ・歌など、本当にどれをとっても練習を重ねてきていることが分かる超高レベルな劇の内容は見ていて圧巻だった」し、「全部で1時間30分ほどあった劇なのに当日券で2000Wという価格も非常に良心的」で、「お金の無い学生に夢を与えるという一幕を買っているのではないかな」と個人的に感じた。

画像
この日見た劇の女優さん。aespaのwinterに似ていてとても美人な女性だった。

「最後に」

もし韓国に訪れた際はぜひ訪れて欲しい。
自信を持ってオススメできる。



確か多くの劇は午後3時と午後5時スタートが多かったはず(信じないで笑)なので、お昼時には行くなど、時間に余裕を持って行って貰うと良いのでは無いだろうか。

近くにはコーヒー屋など時間を潰せるところもあるし、現地のスーパーや様々な人を人間観察して楽しんでも良いと思う。



私が行った際は老人ホームの団体が「大学路チケットセンター」の近くの広場で集会かなんかを行なっていて、それを見るだけでも非常に面白かった笑

新しい価値観をもたらしてくれる扉がそこには待っている。

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