前置き
まず最初にお伝えしておきたいことがあります。
私は今回紹介するバーである「JAM HOUSE」でバーテンダーとして働いています笑
つまり「この記事に書いてあることは、私が毎週カウンターに立って実際に感じてきたこと」をそのまま記載した記事だということ。
もしこの記事を読んで来店してくださったなら、ぜひ私に実際に会って「記事を読んで来た!」と声をかけていただけたら嬉しいです。

「JAM HOUSE」は京都・河原町エリアにある老舗ロックバー。
1960年代から2000年代初頭までの伝説的なロックミュージックをメインに、様々なロックミュージックを流し続けている京都でも屈指のクラシックロックバーなのだ。
京都河原町駅から徒歩約1分というアクセスの良さも魅力。
来る際・帰宅する際どちらであっても時間を気にせずに楽しんでいただける。
レコード・CDの膨大なコレクションから流れる本物の音楽



店内の音楽は上記の写真を見ていただければわかるように、膨大な数のレコードとCDのコレクションから流れている。
店員である私達がレコード・CDを使ってDJをしながら、ドリンクを作りお話をするという形。
(写真以外にも本当に多くのレコード・CDが置いてある。)
店内で流れるアーティストの一例を挙げると、
- ザ・ビートルズ
- ザ・ローリング・ストーンズ
- レッド・ツェッペリン
- クイーン
- ピンク・フロイド
- AC/DC
- ニルヴァーナ
- メタリカ
とにかく「ロックミュージックとはこれ!」というメインどころを中心に様々なバンドが流れると考えていただいてOK。
ただし、これを読んでくださっている日本人の方には、最新のロックやJ-ROCK(日本のロック)をメインに探している方もおられると思う。
こればかりは申し訳ないが、そのような「今流行りの曲は流れない店」と思っていただきたい。
「JAM HOUSE」はあくまで「クラシックロック専門のお店」。
これを理由に「客層の8割は海外のお客さん」であり、数少ない日本人のお客さんは年齢層が高めの方を中心に「音楽好き」や「オシャレな店を求めてきた」という方が多い。
ちなみに。
もし来店された際、あなたが聴きたい曲があれば、遠慮なくリクエストしてください。
店内にあるコレクションの中にあれば喜んでかけますし、店が暇であれば店員によってスマホから曲をかけてくれることもあります。
私が考える「jam house」の特徴は2つ。
他に無いこの店ならではの雰囲気
私がここの店員だからではなく「他のバーには無い独特の雰囲気」がこの店にはある。
正直言って、今の時代の流行りとは言えない昔のロックミュージック。
それを創業当時から50年以上に渡ってコンセプトをずらさずに続けてきたからこそ生まれる「店の味」は、他の店には真似できない個性だと言える。
これを理由に「jam houseの雰囲気を気に入ってくれた方は何度も足を運んでくれる方が多い」事実がある。
(旅行期間中毎日来てくれる外国人のお客さまや、日本へ来日した際に定期的に訪れてくれるお客さまが多くいます)
働いていて面白いのは
「多くの旅行者が最初は少し緊張した様子でドアを開けるのにも関わらず、30分もすれば3〜4カ国から来た人たちと自然に会話を重ね、帰る頃にはInstagramのアカウントを交換して「日本のどこかでまた会おう」と約束を交わしている」
という点。
このような光景が驚くほど頻繁に起こるのが「jam house」の特徴であり、私がこの仕事をしていて一番好きな瞬間の一つでもある。
店員である私がつべこべ語っても嘘かと思われるかもしれないので、まずはGoogleマップのレビューを見てください。
私が言っていることが嘘で無いことがすぐにわかるはずです。



とにかくお酒が安い
これもまた私がここの定員だから言及するのではなく「明らかに他の店と違ってドリンクが安い」という特徴がある。
京都の木屋町エリア(飲み屋街エリア)でバーに入るとなると、1杯飲むだけで1000円以上かかるのが普通。
だが「jam house」であれば基本的に1杯飲むだけで1000円を超えることはない。
・「そもそものドリンク代が安い」
・「時間制ではない(1時間いればいくらかかるのような」
・「チャージ0」
・「キャストドリンクをお願いしない(いただければ貰います)」
これらによって、この物価高の時代であっても「圧倒的な割安価格で飲めるバー」を実現出来ている。
これには
「売れないバンドマンが1杯分のドリンク代を握りしめて「話を聞いてくださいよ」と気軽に訪れられるような店」
というコンセプトが未だに続いている背景がある。
あくまで内情にはなってしまうが、うちは本当にいつまで続くかわからないギリギリでやっているお店笑
ぜひまだある内に一度は訪れていただきたい。
全席喫煙可能。愛煙家にはうれしいポイント
店内は全席喫煙可能。
タバコの煙が苦手な方はやめておいたほうがよい。
逆に「タバコを吸いたいけど吸える場所が見つからない」という方には、まさにぴったりの場所だと言える。
まとめ
- 京都・河原町エリアにある1969年創業の老舗クラシックロックバー
- 膨大なレコード・CDコレクションから流れる本物の音楽体験
- 全席喫煙可能
- お客さんの約80%が海外からの旅行者、国境を越えた交流が生まれる場所
- 京都滞在中、毎晩通うファンも珍しくない
京都で「音楽をきっかけに、旅先で新しい出会いを楽しみたい」という方には間違いなくおすすめできるバー。
これを読んでくださった日本人の方が少しでも足を運んでくだされば嬉しいです。
もしお店に立ち寄っていただければ、カウンターの中で私がお待ちしています。ぜひ気軽に声をかけてください。
余談:写真にまつわるエピソード

この写真に写っている4人の男性は、イスラエルから日本へ旅行に来ていた男性グループ。
来店した理由は「私に会いに来た」というものだった。
詳しく説明をすると、彼らが来店する約2カ月前に一人でこの店を訪れたイスラエル人がいた。
彼が非常に私とjam houseを気に入ってくれたことを理由に、ここでの体験を友人達に話してくれたそう。
彼が帰国後この4人に対して
「京都に行くことがあったら、絶対にあのバーに行くべきだよ!」
「それとぜひ会って欲しいバーテンダーがいるんだよね」
と声をかけてくれたことによって、彼ら4人はわざわざ行き先の予定になかった京都まで足を運んでくれ、私に会いに来てくれたのだ。

彼は自宅で音楽を制作する趣味があり、この出会いの後、私と共に楽曲制作に取りかかることとなった。
こういったエピソードは、この記事を読んでくださっている方の想像以上によく起こっている笑
「各店員にそれぞれのファンがついている」
というのが働いていて思う正直な感想だ笑

この写真はイギリスから来たプロのフォトグラファーの方が撮影してくれたもの。
彼は様々な国を巡り、多くの写真を撮影しているような人だった。
世界各国を巡るフォトグラファーがこうやってjam houseに足を運んでくれ、このような素晴らしい写真を撮影してくれるという出会いがあるのも、この仕事をしていてやりがいを感じる一つ。
「毎日いろんな国の人たちと出会えること」
それこそがこの仕事の一番の魅力だと言える。

彼が現在のJAM HOUSEのオーナー。
このバーは1969年の創業以来、何代ものオーナーを経て続いてきた。
カウンターに立つ人は時代とともに変わってきましたが、お店の持つ精神は今も昔とまったく変わっていない。
最後に
もし京都で「とりあえずどこかでお酒を飲みたい」というだけなら選択肢はたくさんある。
しかし
「音楽が会話のきっかけになり、見知らぬ者同士が友人になり、世界中から集まった旅行者が同じ空間を共有する」
そんな場所を探しているなら「JAM HOUSE」は間違いなく記憶に残るバーになるだろう。
もしお店に立ち寄ってくださった際、タイミングがよければカウンターの中に私がいます。
ぜひ気軽に声をかけてください!!
あなたの旅の話を聞かせてもらえたら嬉しいですし、私や私のサイトついての質問は何でもお答えします。
「ROCK BAR JAM HOUSE」でお待ちしています。
素敵な出会いがありますように。
