「前置き」
今回の記事では人生で初めてヒッチハイクをした経験をもとに、
「ヒッチハイクをする上で最も気をつけるべきこと」
について書いていきます。
「気をつけること」と聞くと、
- 危険な人を見極める方法
- 持ち物
- 服装
- 防犯対策
など、いろいろなことを想像するでしょう。
もちろん、それらも大切。
しかし今回、私が一番伝えたいのは「ヒッチハイクをする人に対する具体的なアドバイス」。
それこそが「車を拾う場所選び」についてです。
結論:高速道路のPA・SA一択
まずは結論から。
「もしヒッチハイクをするのであれば、高速道路のパーキングエリア(PA)またはサービスエリア(SA)が圧倒的におすすめ。」
間違っても、
「一般道で車を止めようとは考えない方がいい」
私がこの記事で伝えたいのはこれです。
これは実際にヒッチハイクを2日間やりきり、車に乗せてもらう大変さを味わった経験があるからこそ、自信を持って言えます。
私が失敗した場所
なぜ「高速道路のパーキングエリア(PA)またはサービスエリア(SA)が圧倒的におすすめ」だと言えるのか。
それは静岡県浜松市までヒッチハイクで到着したあと、京都へ帰るために再び車を探す必要があった際の話。
私は相棒と相談した結果、浜松駅から近かったこともあって
「浜松ICの近くでヒッチハイクをしよう」
という結論になったのだった。
考えとしてはシンプルなもの。
浜松ICへ入る車に乗せてもらえれば、そのまま高速道路へ乗ることができます。
「駅前で待つよりも、高速へ向かう車の割合が高いはず。」
このように考えたのです。
(この時は宿も取らず、寝不足だったこともあり、正常な判断ができていませんでした。)

すぐに高速に入れる場所であり、最高のロケーション。かに思えた。
一見、完璧な場所だった
現地へ着いた際、その景色を見た限りでは
「ここ以上の場所はないやろ。」
と思ったのが正直な感想です。
というのも、そこには
- ガソリンスタンドがある
- コンビニ(ローソン)がある
- 信号待ちで車が止まる
- 路肩に車を停められるスペースがある
- 信号を曲がればすぐ浜松IC
という環境がそろっていたから。
一般道として考えれば、本当に理想的な場所でした。

左にはガソリンスタンド。
右へ曲がればローソン。
路肩には停車できるスペースもあり、
条件だけ見れば申し分ありません。
でも、結果は…
しかし、朝9時頃から11時過ぎまで、約2時間ヒッチハイクをして、結果は0台。
発展があったとすれば、唯一、大学生グループが乗った車が止まって声を掛けてくれたことのみ。
その車はすでに満席だったため乗ることはできなかったものの、それ以外に通った車はすべて素通りです。
ここで重要なのは、
ほとんどの車が浜松ICへ向かっていた
ということ。
つまり、
「高速へ行かないから乗せられない。」
ではありません。
「高速へ行く車なのに、誰も乗せてくれなかった。」
これが現実でした。
なぜ誰も止まらなかったのか
もちろん車に乗ることができなかった本当の理由は分かりません。
しかし結果として「最も時間を費やして、車に乗ることが出来る兆しが一番無かった」のです。
それは「圧倒的に可能性がありそうな一般道だったのに」です。
ここからはあくまで私の予想ですが、
日本人特有の「慎重に判断したい」という心理
が大きく関係しているのではないかと感じました。
一般道では、車は数秒で目の前を通り過ぎます。
その短時間で、
- この人は大丈夫そうか
- 本当に乗せても問題ないか
を判断するのは難しい。
実際、信号待ちの際に私たちと目が合う人は何人もいました。
私達を見て、車に乗っている人々が相談している様子も何度も見ました。
それでも「実際に車を止める人は一人もいなかった」というのが現実です。
PA・SAなら時間がある
一方で「高速道路のPAやSA」なら話は変わります。
車を停めたあと、運転手は歩いて移動します。
つまり「ヒッチハイカーを見ながら、ゆっくり考える時間がある」ということです。
- 話しかけてみようかな。
- 良さそうな人だな。
- 途中までなら乗せてもいいかな。
そう判断できる余裕がある。
もちろん「PAやSAなら簡単に捕まる」というわけではありません。
実際、私たちも1時間以上待つことなんて当たり前でした。
しかし、どれだけ環境が良いと思われる一般道と比較しても
一般道と比べるとPAやSAは車に乗ることが出来る成功率が間違いなく高い
と感じています。
これからヒッチハイクをする人へ
もしこの記事を読んで「ヒッチハイクをやってみたい」と思った方がいるなら、
ぜひ最初から高速道路のPA・SAを選んでください。
今回の私たちの失敗が、少しでも誰かの役に立てば嬉しいです。
P.S.
最後に一つだけお願いがあります。
もしこの記事を読んでくださった皆さんが、ヒッチハイカーを見かけることがあれば、
ぜひ一度、声を掛けてあげてください。
もちろん車に乗せてもらえるのが一番嬉しいこと。
しかし車に乗れなかったとしても、誰かからの
「頑張って!」
「どこまで行くの?」
そんな一言は本当に励みになります。
ヒッチハイクにおいて私が最も大変だと感じたのは「ただ待ち続ける時間」です。
その時間があなたの一言で変化が生まれます。
- 「誰かが乗せるだろう。」
- 「乗せられないのに話しかけても意味ないかな。」
- 「ちょっと恥ずかしい。」
そんな理由で誰も話しかけないことが多い。
しかし、実際にヒッチハイクをした立場から言うと、
誰かが気に掛けてくれた。
それだけで、本当に嬉しい。
あなたのたった一言が、
ヒッチハイカーにとっては何時間も頑張れる力になることがあります。
その光景を見た人が「私達が乗せてあげようか」と変化を生むことだってあるのです。
もしヒッチハイカーを見かけることがあれば、ぜひ勇気を出して声を掛けてあげてください。
きっとその一言は相手にとって忘れられない思い出になるはずです。
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