前置き
「シンガポール旅行の宿泊先をどうするか」
この問題は旅の満足度を大きく左右するポイントです。
今回私が選んだのは、クラークキーにある「City Backpackers Hostel & Private Rooms」。
ホテルというよりドミトリータイプの共同宿泊施設で、私を合わせた男性6人で3泊しました。
結論から言うと
「「安さ」と「立地」を最優先するならアリ、快適さや設備を求める人には絶対おすすめしない」
というのが率直な感想になります。
私が実際に泊まって感じた良い部分・悪い部分の両面を包み隠さず書いています。
シンガポール宿泊の参考にぜひしていただければ嬉しいです。
基本情報
- 名称: City Backpackers Hostel & Private Rooms
- 住所: 18 Hongkong Street, Singapore 059661
- 最寄り駅: Clarke Quay MRT駅から徒歩1分ほど
- 宿泊料金: 1泊5,000円ほど(6人部屋・素泊まり) 6人3泊で合計12万円
- 宿泊日数: 3泊
このホステルを選んだ理由
このホテルにした決め手は次の3点。
- とにかく安い(1泊5,000円)
- 繁華街である「クラークキー」まで歩いて行ける距離にある
- 空港とセントーサ島のちょうど中間に位置していて、主要な観光地全てにアクセスしやすい
私は今回のシンガポール旅行の目的が「観光もナイトライフもガッツリ楽しみたい」というものだったので、「寝るためだけの場所」と割り切り、立地とコスパを重視して選びました。
到着1日目:深夜3時のチェックインで痛感したこと
まず声を大にして言いたいのが、
「初めて入るタイミングは、絶対に深夜(みんなが寝ている時間帯)にしない方がいい」
ということです。
私はフライトの都合でホテルに到着した時間が深夜3時頃になってしまったのですが、入り口がかなり分かりづらくそもそも見つけるのに苦戦しました。

夕方であればまだこのレベルのライトがついているものの、深夜になると真っ暗。
目立つ標識もないので分かりづらいです。

まずこの入り口すぐにある扉の暗証番号を入力して扉を開けると、すぐの場所に二段ベッドが20台ほど並ぶ大部屋があります。
「ようやく中に入れた・・」なんて思っていたら、真っ暗な部屋からいびきがあちこちから聞こえてくる状態。
内装がどうなっているのかもまったく分からない上に、既に寝ている人の迷惑になるので電気もつけられず、自分たちの寝る場所を探すだけでも一苦労でした。
(私達は「いびきの「ぐるるる」という声を聞いて、「シンガポールって宿すらもナイトサファリなんや!!」なんて言いながら大爆笑することに😆)
私はこの光景を見て、正直「今日はここで寝るのか……」と一瞬覚悟しました笑
ですが実際に私たちが泊まったのは、そこからさらに奥に進んだ場所にある二段ベッドが6台だけの個室。鍵付きの独立した空間で「6人グループだけのプライベートルーム」として使うことができました。
大部屋で連日雑魚寝をすることを考えたら非常に大変だったと思いますが、偶然にも個室を用意されていたのは本当に幸運だったと思います。(おそらく6人で泊まったからだと思います)

ここが真っ暗でナイトサファリだった現場😆
おそらくここは少人数で宿泊される方が寝泊まりする部屋なのではないかと思います。
私達が宿泊したのは奥に見える青い扉のその先にある部屋でした。
部屋の設備について
私達が泊まった部屋のベッドは大人一人がしっかり寝られるスペースがあり、匂いや汚れも特に気になりませんでした。(身長180センチ超えの友人もすんなり寝る事ができるレベル)
ただし、それ以外の設備面ではかなり割り切りが必要だったのが正直な感想です。

ここだけ扉を挟んで独立した形になっており、仲間内だけのプライベートな空間でした。
クーラーもしっかり効くなど空調設備も完璧。快適な部屋でした。


この宿を出入りする際は、一番最初に見せた入り口を通るしかありません。

私の旅行は基本的に「遊び倒して宿は気絶する為の場所」というスタイル。
なのでこのソファや椅子の出番はほとんどありませんでした。
気になった点
このホテルについて、まず「気になった点」から述べて行きたいと思います。
実際の写真と比較しながらご覧ください。
- ゴミ箱がない
- ベッドによってはコンセントが通っておらず、枕元での充電ができない
- タオルは1人1枚のみ支給で、滞在中ずっと同じものを使い続ける必要がある
- 全てが土足。なのにスリッパの用意がない(共用の誰でも使えるスリッパはあるが、埋まっていることも多い)
- シャワーは3台あるが、シャンプー・リンスは常備されていない(雑多に置かれた誰かの私物を使う暗黙のスタイル)「写真なし」
- ドライヤーがない(洗濯機の隙間に埋もれているものを毎回引っ張り出して使用)
- 洗濯機・乾燥機は1回10ドルで、自由に使えるわけではなく、午前中に来るハウスキーパーに都度お願いする方式(ハウスキーパーが体調不良で来ない日もあった)
- 部屋のWi-Fiがほぼ機能していない(電波が入るのは共用の寝室エリアか屋外のみ)「写真無し」
- 二段ベッドのはしごが不安定(友人が寝ぼけて降りようとして落下する場面もあった)
一方で、トイレは清潔に保たれており、洗面所も部屋を出てすぐの場所にありました。

まずなぜかわからないのが「部屋にゴミ箱がない」こと。
私達は大きなビニール袋を持ってきてくれていた友人の袋の中に詰める形でゴミを処理しました。

ベットにはケータイ等を充電出来るコンセントが完備されています。
しかし私が選んだベット(上下どちらも)は電気が通っておらず、全く充電ができませんでした。

左のハンガーに掛けてあるタオルは、最初に宿へ入った際に置かれていたもの。
宿泊した三日間全てでこのタオル1枚を使わなければならず、気軽に干せる場所もないので、持参したハンガーにこのようにかける形で毎日利用していました。

廊下から部屋まで全てを靴で歩くにも関わらず、備え付けのスリッパはありません。
唯一あるのは「入り口にある共用スリッパ」のみ。
一番困ったのはシャワー後。「綺麗な足なのにびちゃびちゃになっているせいで靴を履けない。そんな時に限って入り口にある共用スリッパは埋まっている」なんて問題が発生しました。

部屋のどこを探してもドライヤーがありませんでした。唯一見つかったのは洗濯機の間に隠れていたこのドライヤー1個のみ。
毎日これを使っては戻すというよくわからない作業を繰り返していました笑

私達の部屋を出てすぐの廊下に洗濯機と乾燥機があります。
しかしこれを使うには1回10ドルが必要で、自分の好きなタイミングで回すことはできません。
午前中に来るハウスキーパーに都度お願いする方式でした。
(最終日だったからよかったものの、ハウスキーパーが体調不良で来ないなんてことがありました)

これは私が寝泊まりしていた二段ベットのはしごですが、このように片方が壊れていてぐらぐらな状態でした。
後から壊れていると訴えられても嫌なので、これを見つけた瞬間写真撮影をしたのは良い思い出です笑

というのも、友人が朝寝ぼけたまま降りようとして落下する場面があり判明したのです。
まじ危ないよ😆

ここで歯磨き、髪型セットなど全てを済ませました。
とある日は後ろでラジオ体操をしているおっさんを鏡越しに見ながら朝の身支度をする場面もありました笑
良かった点
このホテルについて、次に「良かった点」を述べて行きたいと思います。
- 1泊5,000円という価格の安さ
- クラークキーまで徒歩で行ける立地
- 個室が取れたことで、プライバシーも睡眠の質も十分に確保できた
- 宿泊者同士の雰囲気は良好で、朝に共用スペースにいた外国人に声をかけられ、友人が朝食に誘われてご馳走してもらう場面もあった
- 深夜3〜4時にクラブから帰ってシャワーを浴びても、特に文句を言われることはなかった
基本的に人間は悪いところばかりを見つけてしまうし、そこが目立つからこそフォーカスされますが、宿泊する上では全く文句がありませんでした。
あくまで「普通の宿であればあたりまえの事がないだけ」の話。
値段は超激安の1泊5,000円。見ていただければすぐにわかりますが、これほど安い宿は今のシンガポールにはまずありません。また「クラークキー」というシンガポール屈指の繁華街に歩いて行ける距離にあるので、大飲み会をした後もすぐに帰れるのも魅力。
この宿に泊まっている人達は皆気さくであり、私の友人は知らない外国人と朝早くにさっさと抜けて、ご飯を奢って貰う体験をしていました笑
飲み倒してベロベロのまま深夜帰宅し、そのままお風呂を浴びようが何をしようが問題なし。トイレも綺麗。
海外旅行ならではの最高の体験が出来る場所でした。
こんな人にはおすすめしない
ここまで読めば「このホステルが万人向けではない」ことを分かっていただけたのではないでしょうか笑
- 女性グループでの旅行
- 小さな子供連れの家族旅行
- 普通のホテルレベルの設備・清潔感を求める人
以上に該当する人は、おそらくこちらの宿への宿泊はやめておいたほうが良いと思います。
逆に「男性同士。とにかく安く泊まって旅行がしたい!」「遊び倒したい!」という条件に当てはまる人には超絶ハマる選択肢だと思います。
口コミとの比較について
ちなみに。
このホステルはオンラインの口コミでも評価が割れやすい宿として知られています。
・「立地は良いが清潔感に難あり」
・「シャワーや共用部の管理が行き届いていない」
といった声が一定数見られる一方、
「価格とアクセスの良さを評価する声」もあるといった感じ。
まさしく私もこの両面を体験することになりました笑
まとめ
- City Backpackers Hostelは1泊5,000円という安さと、クラークキーへの好立地が最大の魅力
- 深夜チェックインは想像以上に苦労するので、可能なら明るい時間帯の到着がおすすめ
- 個室(ドミトリー内のプライベートルーム)が取れるかどうかで満足度が大きく変わる
- ゴミ箱なし、シャンプー類なし、ドライヤーなし、Wi-Fiがほぼ機能しないなど、設備面の割り切りは必須
- 女性・子供連れには非推奨。安さ重視の男性グループには向いている宿
「普通のホテルのような快適さは一切ない」ということさえ理解して選べば、コスパの良い選択肢になり得る宿。
ゲイランという風俗街エリアでも1泊1万5千円するようなシンガポールのホテル事情を鑑みれば、宿にお金をかけず遊びやイベントにお金を使いたい人には最高にオススメ。
安全な国シンガポールで面白い旅行を経験したい人には非常にオススメ出来るホテルです。
場所
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