前置き
シンガポール旅行から帰国して、明細を見ながらふと思ったことがあります。
「今回の出費を全てWiseカードで払ってたらどれだけ安く済んだんだろう?」
今回はそんな「カードによる手数料の差はいったいどれだけあるのか」についてまとめた記事となっています。
ちなみに。
今回の「男6人で3泊5日のシンガポール旅行」では、飛行機代・ホテル代・事前予約したイベント代を除き、現地で「合計253,702円」をカードで支払いました。
その為、私の合計金額には自分の買い物や食事代だけでなく、他の友人も乗るタクシー代の立て替えや、複数人で食事をした際に代表して支払った金額なども含まれています。
ですがここでややこしいのは「私が団体行動で必要な全てをまかなったわけではない」ということ。
タクシーは全て私が予約し全てを一括でまかなった一方で、USSやナイトサファリなど事前予約が必要なものの一部については、旅行代金のすべてを私一人で立て替えるのは難しいこともあり、友人に予約・支払いをお願いしたものがあります。
ここで伝えたかったのは「今回の合計額がシンガポール旅行で使ったお金の総額ではない」ということ。
もし「私が3泊5日のシンガポール旅行で使ったお金の総額はいくらなのか」を知りたい方は、別途記載している記事があるのでそちらを見てくだされば嬉しいです。
では本題。
今回の記事では、この「現地決済253,702円」を、私がどちらも保有している「三井住友カード Olive(Visa)」で支払った場合と、「Wiseカード」で支払った場合で「手数料にどれくらい差が出るのか」比較しています。
今回は「wiseの新規発行にかかる手数料まで含めて計算している」ので、「「普通のクレカ」と「wiseカード」どっちが結局かトータルで得なのか」がわかる内容になっています。
前提:今回の旅行での利用額
- 今回の海外決済合計:253,702円
- 航空券・宿泊費は日本国内で事前に日本円決済済みのため対象外
- 友人が全体の予約・支払い立て替えをしたものも、私がカードで決済していないので対象外
- タクシー代の一括立て替えや食事の代表決済など、個人利用+団体利用(後日現金精算)分を含んだ実際の請求額
この「253,702円」は「三井住友オリーブカード(Visa)」で決済した際の、「海外事務処理手数料込みの最終請求額」であり、ここから逆算して「Wiseカードで同じ買い物をしていた場合の金額」を出していきます。
※本記事の手数料率・計算結果は記事執筆時点の公表情報をもとにした試算であり、実際の請求額は為替レートの変動や決済タイミングにより異なる場合があります。最新の手数料は各社公式サイトをご確認ください。
STEP1:三井住友オリーブカードの手数料を確認する
三井住友オリーブカード(Visaブランド)の海外事務処理手数料は、2024年11月の改定以降「3.63%(税込)」です。
この手数料は、現地通貨→日本円への換算時に自動的に上乗せされています。
つまり今回の合計額となった「253,702円」という金額は、
現地での実際の利用額(Visaレート換算後) × 1.0363 = 253,702円
という式で成り立っているということ。
STEP2:手数料抜きの「本来の利用額」を逆算する
253,702円 ÷ 1.0363 で、手数料が乗る前の金額を計算すると、
253,702円 ÷ 1.0363 = 約244,815円
つまり内訳はこうなります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 本来の利用額(Visaレート換算) | 約244,815円 |
| 三井住友オリーブカードの海外事務手数料(3.63%) | 約8,887円 |
| 合計請求額 | 253,702円 |
これは「手数料だけで約8,887円を払っていた」ことになります。
約1万円。普通におなかいっぱい美味しい焼き肉を食べに行くことが出来る金額です。
STEP3:同じ利用額をWiseカードで払っていたらいくらになるか
では一方「Wiseカード」で支払うとどうなるのか。
「Wiseカード」の両替手数料は通貨や金額によって変動しますが、シンガポールドル(SGD)を含む主要通貨ではおおよそ0.45%〜0.7%程度が目安とされています。
数値が固定されていないからこそ、今回の計算では「中間値である0.5%」で試算してみます。
すると
約244,815円 × 0.5% = 約1,224円
これがWiseカードを使った場合の両替手数料です。
さらに今回の場合、「Wiseカード」を持っていない人にむけて「初回のみにかかる発行手数料」も加えて計算。
「Wiseカード」は新規発行時に一度だけカード発行手数料1,200円がかかる(年会費・月額費用は無料)ので、それを考慮してみると、以下の結果となります。
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 本来の利用額 | 約244,815円 |
| Wiseカードの両替手数料(0.5%) | 約1,224円 |
| カード発行手数料(初回のみ) | 1,200円 |
| 合計金額 | 約247,239円 |
STEP4:実際どれくらい浮いたのか
では結局「三井住友オリーブカード」と「Wiseカード」では同じ金額を使った際にどれぐらいの差が生まれるのか。
それぞれの合計金額を並べたのが以下の表となります。
| カード | 合計金額 |
|---|---|
| 三井住友オリーブカード | 253,702円 |
| Wiseカード(発行手数料込み) | 約247,239円 |
| 差額 | 約6,463円 |
計算の結果、
「新規発行手数料の1,200円を払ってもなお、約6,463円お得」
という結果になりました。
Wiseの両替手数料は通貨や金額によって0.45%〜0.7%の幅があるため、実際にはもう少し差が縮まったり広がったりする可能性があります。それでも「手数料の低い側(0.45%)で見ても約6,585円、高い側(0.7%)で見ても約5,970円の節約」になる計算なので、「どちらに転んでもWiseカードの方が得」という結論は変わりません。
なぜここまで差が出るのか
理由はシンプル。「海外事務手数料の料率がそもそも違う」のです。
- 三井住友オリーブカード(Visa):3.63%(税込)
- Wiseカード:0.45%〜0.7%程度
差にすると約3%前後。旅行の決済額が大きくなるほど、この差はそのまま金額に跳ね返ってきます。
もし一人当たりの使うお金が少ない学生であっても、今回の私のように「団体分の立て替え」などでカード利用額が膨らんだ場合、特にこの差が大きく効いてくるということです。
まとめ:Wiseカードは「作っておいて損はない」
- 今回のシンガポール旅行の決済額253,702円を試算すると、Wiseカードなら約6,463円安く済んでいた
- 発行手数料1,200円を払ってもお釣りがくる差額
- 手数料の差はカード会社の海外事務手数料の料率の違いによるもの
- 決済額が大きい旅行・団体での立て替えが多い旅行ほど恩恵が大きい
結論を述べると、
★まとまった金額を海外で使う旅行があるなら、事前にWiseカードを作っておいた方がいい
★使う金額が大きい人ほど「wiseカードの恩恵を感じられる」
ということです。
発行自体はスマホでものの数分で完結。
もし「旅行の予定が既に立っているけど、wiseカードを持っていない」というのであれば、次の旅行までに余裕を持って準備しておくのがおすすめです。
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