📚 ヒッチハイクシリーズ
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前置き
2024年11月9日、10日の2日間を利用して、仲の良い友人と人生初のヒッチハイクに挑戦した。
今回のシリーズでは、実際に訪れた場所や当時の出来事を振り返りながら、どのような旅になったのかを時系列で紹介していこうと思う。
相方との合流
まずは今回の相方と合流。
彼は私の中学時代からの友人。今では大切な親友の一人だ。
二人で頻繁に会うようになったのは大学になってから。大学のキャンパスも違うのにも関わらず😆
人生は本当にわからない。
そんな彼にはヒッチハイク経験があった。
人生で1度はヒッチハイクをしたいと思っていた私は、
「ヒッチハイクしたいんやけど一緒にいかん?」
と声を掛けた。
こうして今回の旅が決まったのだ。
ヒッチハイクのノウハウは、この2日間を通してほとんど彼から教わることになる。
まず目指すのは「歩いて入れるPA」
彼曰く、ヒッチハイクを始めるためには、
「歩いて入れるPA(またはサービスエリア)へ行くこと」
が最初の条件らしい。
理由はシンプル。
ヒッチハイクはまず車に乗ることが最優先だからだ。
当然だが、車が集まる場所へ行かなければ始まらない。
「じゃあ路上ではダメなの?」
と思う人もいるかもしれないが、その理由については後の記事で詳しく書こうと思う。
スタート地点は桂川PA
歩いて入れるPAは意外と少ない。
さらに、
- お互いの家からアクセスしやすいこと
- 二人の中間地点であること
この条件も加えると、スタート地点は自然と桂川PAになった。
そのため、まずは最寄り駅であるJR向日町駅で集合することに。
当日の予定は非常にシンプルだった。
朝10時16分に向日町駅で合流し、歩いて桂川PAへ向かう。
そして、そこからヒッチハイク開始。
……の予定だった。
盛大な寝坊
ここで完全に誤算が起きる。
前日、楽しみすぎて全く眠れなかった。
寝ようとしても眠れない。
結局パソコン作業をしたりして時間を潰し、ようやく少しだけ寝た。
その結果、盛大に寝坊することになった。
唯一の救いはすぐに出られるように荷物も準備していたこと笑
今まで本当に楽しみにしていたイベントで遅刻したことなんて一度もないので、心底興奮していたんだと思う。
もちろん、相方には平謝りすることになった。
忘れられない一言
ようやく到着すると、彼は笑いながらこう言った。
「1時間でだいぶ景色変わったぞ。」
この一言で二人とも大爆笑。
実は彼、この1時間ずっと駅のホームで待っていたらしい。
人の服装も変わり、
太陽の高さも変わり、
駅の景色まで変わってしまった。
それをたった一言で表現したのだ。
今でも忘れられない一言である。
この友人の好きなところ
今回の相棒は私と同じように、
「面白さ」や「その場の空気」を大切にする人だ。
普通なら遅刻されたら少し空気が悪くなってもおかしくない。
というか、出会って1発目に「お前なんでこんな遅れてんねん!」とか「言葉で説明できない気まずい雰囲気」とかがあっても良いでしょ?
彼はそれをすることなく、私が笑える最高の一言を選んだのだ。
こういう面白さと作りものではない天然のキャラこそが彼の魅力なのだ。
まずは腹ごしらえ
合流後、すぐ桂川PAへ向かった。
……のだが。
途中で私が提案した。
「先に昼飯食べへん?」
理由は二つ。
一つは、この時点ですでに11時を回っていたこと。
もう一つは、
「ヒッチハイクがゆえに、ここから何時間捕まらないか分からなかったこと」
だったら今のうちに食べておこう。そう考えたのだ。
彼もすんなり賛成。
途中にあったくら寿司へ入ることになった。
今思えば完全に舐めていた
くら寿司を食べながら二人で笑いながら話していた内容はこう。
「これからヒッチハイクする奴らの行動ちゃうやろ笑」
「昼からスタートで、しかも優雅に寿司食ってるとか舐めすぎやな😆」
もちろん遅刻したのは私なので、昼ご飯は私が奢ることに。
そして店を出た時刻は既に13時前。
お昼を過ぎてようやく「人生初のヒッチハイク」が始まろうとしていた。
ヒッチハイク開始
PAに到着すると、いよいよヒッチハイクが始まる。
「ついに始まるのか!」
そんなワクワクと緊張が入り混じった気持ちだった。
相方の経験
相棒は昔から少し不思議な性格をしている。
一人だと意外と何もできない。
しかし、友達が一人いるだけで急に心臓に毛が生えたように強くなる。
その強さとは、
「周りの目を全く気にしなくなること」。
中学生の頃から、
「こいつには色々な意味でかなわないな。」
と思わされる場面が何度もあった。
エピソードを話し出すと多すぎるので省略するが、少なくとも中学・高校時代に私が色々な意味で「かなわない」と思ったやつが3人いたのだが、そのうちの一人が今回の相棒なのだ。
今でも個人的に付き合いが続いているのは彼だけであり、本当に幸せを感じている。
今回の目的地
今回の目的地は、
「名古屋、もしくは静岡」
と決めていた。
理由は二つ。
① お互い行ったことがない、もしくはほとんど知らない土地だったこと。
(彼は名古屋へ5回ほど行ったことがあったが、夜遊びをしたことはなかった。私は軽く立ち寄った程度。静岡に関しては二人とも行ったことがなかった。)
② 土日の2日間で往復できる、現実的な距離だったこと。

この時点で「名古屋中心地 or 浜松 or 静岡」がゴール地点の候補だった
この時点では、
- 名古屋中心部
- 浜松
- 静岡市
このあたりをゴール候補として考えていた。
最初の目的地は「多賀SA」
相方はスケッチブックを取り出し、
「多賀SA」
と書いた。
その下に小さく
「名古屋」
とも書き添える。
私は、
「え?行き先が名古屋方面なんやから、書くのは名古屋じゃないの?」
と思い彼に質問することに。
すると彼は、
「まず近くのSAを書くのが定石やで。」
と教えてくれた。
ヒッチハイクでは、一気に目的地まで乗せてもらえることはほとんどない。
だからまず近くのサービスエリアを目指し、そこでまた次の車を探す。
それを何度も繰り返して目的地へ向かう。
これが基本らしい。

実際、彼は以前京都から広島までヒッチハイクした際、8台の車を乗り継いだという。
また私と彼の共通の友人は京都から東京まで3台で到着したことがあった。
ちなみにこの「3台で目的地に到着する」という記録はかなり優秀らしく、私はその話以外で聞いたことがない。
そんな経験者の話だったので、私は素直に彼のやり方に従うことにした。
ヒッチハイクは意外と地味
ヒッチハイクのやり方は、とてもシンプルだ。
人が近くを通ったら、
「○○方面を目指しています。」
と声を掛ける。
それ以外は基本的に待つだけ。
派手なことをするわけでもなく、想像していたよりずっと地道だった。
最初に話しかけてくれた人たち
しばらくすると、大学生らしき団体が話しかけてくれた。
「大学生?」
「どこまで行くの?」
少し雑談をした程度で、結局乗せてくれることはなかった。
団体客は意外と乗せてくれない
これは今回の旅を通して感じたことなのだが、
団体で行動している人は、ほとんど乗せてくれない。
もちろん悪い意味ではない。
大学生グループなどは、一台の車にぎゅうぎゅうで乗って移動していることが多い。
割り勘にもなるし、その方が楽しい。
だから方向が同じでも、
「乗せたいけど席がない。」
という状況がほとんどだった。
逆に「一人や二人で移動している人」の方が圧倒的に乗せてくれる可能性が高い。
これもヒッチハイクをして初めて知った発見だった。
話しかけてもらえるだけでも嬉しい
当時の私は正直、
「行き先書いてるんやから、それ見てから話しかけてくれたらええのに笑」
「乗せられないのに声かけるの意味分からん」
なんて思っていた。
でも、この考えは後々変わることになる。
ヒッチハイクでは、
「乗せてもらえなくても、話しかけてもらえるだけで救われる瞬間」
が絶対的にあるのだ。
その理由は、この先の記事で詳しく書こうと思う。
(マジでヒッチハイクの人見つけたら、乗せられなかったとしても声かけてあげて!経験者からのお願いです。)
たった2日間でも、本当に色々な発見があった。
「乗せてくれそうな人」と「乗せてくれなさそうな人」。
そんなことまで、少しずつ分かるようになっていく。
そして、最初の出会い
待ち続けること約1時間。
一人の女性が私たちの前を通り過ぎた。
……と思ったら、
数分後、わざわざ戻ってきてくれた。
そして、
「滋賀県まででいいなら乗せましょうか?」
そう声を掛けてくれた。
私たちは思わず顔を見合わせ、
「え!本当ですか!お願いします!」
と即答。
この時の私は知る由もなかった。
最初に声を掛けてくれたこの女性こそ、
今回のヒッチハイク旅、最大の物語の主人公になることを。
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